Ghetto

人によってはすこし暗いと思うかもしれないけど、生きにくさの解決や緩和などを目的としたやすらぎの場です

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自殺志願者の憩いの場

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久しぶりの更新になります。

今回は自殺系サイトに関する話です。

なお、本サイトで言及する『自殺系サイト』とは、おもに生きにくさを解決や緩和させるための意見交換や互助交流に向いたところを意味します。

今回は平たくいうと、まず自殺志願者の憩いの場という自殺系サイトとそこの管理人をされていた待宵月さんの話を中心にします。

それから、いま自殺願望者の集まりやすいフィールドとリスクの説明をします。

 

 

自殺志願者の憩いの場

最初に自殺志願者の憩いの場の基本情報をまとめてみます。

自殺志願者の憩いの場とは、1999年から待宵月さんによって運営されていたコミュニティ型の自殺系サイトです。

ちなみにこの界隈でもっとも存在感がありましたが、すでに閉鎖されました。

そして時は流れ、目下自殺志願者の憩いの場のことを知らない人も増えました。

 

自殺志願者の憩いの場の閉鎖理由

次に自殺志願者の憩いの場についての疑問です。

ずばりいうと自殺志願者の憩いの場の閉鎖理由です。

筆者の場合、長年自殺系サイトをウォッチしていますが、それはときどき休止期間を挟んでのことです。

事実、自殺志願者の憩いの場の閉鎖になった時期と自殺系サイトのウォッチを休止していた時期が重なっています。さすがに年がら年中自殺系サイトをウォッチしていたわけではありません。

ちなみにそうしたときのサイトの運営は、問題のある発言があるとユーザーの方々から報告がきたのでそうやって管理をしていました。

さて、ネット上の掲示板にも自殺志願者の憩いの場について語り合っている掲示板はいくつかありました。

にもかかわらず、なぜか自殺志願者の憩いの場の閉鎖理由が...見当たりません!

なんでですかね?

あと、自殺志願者の憩いの場と並んでアクセスの多かったコミュニティ型の自殺系サイトのいっしょに生きよう(元嘆きの壁)にも久しぶりに行ってみました。

しかし!

そちらはコミュニティコンテンツのほとんどにアクセスできなくなっています。というわけでいまや界隈は寂寥としています。

参考サイト: いっしょに生きよう - 「死にたい気持ち」の置き場所

 
そうしたなか、いま安定したアクセスがあるコミュニティ型の自殺系サイトは自殺志願者交流会館別館です。

参考サイト: 自殺志願者交流会館別館

 

自殺志願者の憩いの場の謎

自殺志願者の憩いの場は、コミュニティ型の自殺系サイトでは最大規模でした。

つまり、界隈からもう落ち目だと思われている可能性のあるこのサイトとは異なり、しばらく安定したアクセスがあったわけです(笑)

ところで自殺志願者の憩いの場の管理人の待宵月さんはハンディを抱えられていたはずですが、サイトの文章を読んでいると人間的な基本性能はしっかりしているように感じられました。

また、自信に満ちた人間だという印象もありました。舌鋒もやや鋭かった気がします。すなわちどちらかというと気が弱くて自己評価の低い筆者とは対照的な気質でした。

それにしても、自殺志願者の憩いの場はあれだけ大規模なところだったのに肝心な閉鎖理由が見当たらないのはなぜでしょうか? ひょっとして管理人の待宵月さんは失踪でもされたということなのでしょうか?

しかも、自殺志願者の憩いの場に関する閉鎖情報以外の雑多なインフォメーションばかりネット上を漂流しているのはすっごい不思議。

もし、長年運営しているサイトの運営が困難になったのならですよ。

ご本人のインテリジェンスからしても、矢張り関係者に周知されるようにするほうが自然ではないでしょうか。

 

自殺志願者の憩いの場のコンテンツ

自殺志願者の憩いの場のコンテンツをざっくり説明します。

自殺志願者の憩いの場には、長年トップページに現代人が生き辛さを感じる原因を解説した文章がありました。また借金問題の相談サイトへのリンクが張られていたことが印象に残っています。

なお、後者は債務整理や自己破産など専門的な知識がないと対応しにくいことを法的手続きを通し、解決へつなげるガイドにもなっていました。

そうしたことからも、良心的なところだったと記憶しています。

あと、自殺志願者の憩いの場にはCGIというプログラムで動き、参加者が自分のプロフを作成できるチャットがメインコンテンツになっていました。ただそのCGIはひんぱんに大量の発言があるとサーバーに負荷が掛かりやすくなります。

高負荷のCGIを設置できるサーバーは多くありませんが、チャットの場合は荒らしが連投することでサーバーがダウンすることがあります。

ただし、仮にそうした問題によって運営が暗礁に乗り上げたのなら、臨時のサイトやブログを設け、そちらに事情をアップすることもできたはずです。

ちなみに待宵月さんが昔運営していた個人ブログはいまもあり、そちらは後で紹介させていただきます。


情報提供募集中

ところで筆者の場合、以前交流のあったサイトの管理人さんはいましたが、そうしたサイトの多くは閉鎖しました。

そうした事情があったため、他のサイトの管理人さんとは音信不通になり、結局のところ自殺志願者の憩いの場の閉鎖理由はよく分からないというのが実情です。

それでも、このサイトを運営している関係で自殺志願志願者の憩いの場の閉鎖や再開について問い合わせをいただいことがあります。

というわけで、事情をご存知の方は教えていただけると嬉しいです。

 

連絡先:Mail Form

 

インテリジェンスのエッセンス

ところで先ほどインテリジェンスという言葉を使いました。ちなみにインテリジェンスとは、近年注目されている言葉です。

インテリジェンスとは諜報を意味する場合もあるとされていますが、他方で別のニュアンスも強くなっています。

事実、巷ではインテリジェンスは『生き抜くための情報や方法』という風に解釈されることが多いです。そのために豪快な剛速球のようなイメージが先行する可能性もあります。

けれども、どちらかというとインテリジェンスは論理力や繊細さを伴っているのではないでしょうか。然るに恫喝を以って無理を押し通したり、ごり押しをしたりする態度の対極にあるはずです。

同様のことは作家の佐藤優さんも各所でおっしゃっていますが、『武力などの物理的な力を持たない状態でも』と前提を加え『武力などの物理的な力を持たない状態でも、生き抜くための情報や方法』と解釈したほうが妥当ではないでしょうか。

ちなみに『武力などの物理的な力を持たない状態でも』という前提からは、論理力や繊細さを伴うニュアンスが伝わってきます。

また、インテリジェンスという言葉はビジネスや競争時にもときどき使われるようになりましたが、そうした場合も同様のニュアンスがあるはずです。

それにしても、インテリジェンスを日本語の単語に言い換えようとすると適切な言葉がない、といった意見が多いですが、インテリジェンスに最も近い日本語の単語は『機知』だというのが筆者の理解です。

 

待宵月さん

自殺志願者の憩いの場の管理人をされていた待宵月さんのブログはまだ残っているので、参考までにリンクしておきます。


参考ブログ:自殺志願者の憩いの場 - livedoor Blog(ブログ)

 

それにしても、待宵月さんのブログを見て思いましたが、10年以上も更新が途絶えたコンテンツが残っているというのは不思議ですね。

昔の自殺系サイトはサーバー側の事情で閉鎖になることがときどきありましたが、ただし、前述した待宵月さんのように管理人の個人ブログが残っている場合もあります。

ちなみに自殺志願者の憩いの場と待宵月さんは、この界隈のライブドアホリエモン堀江貴文)のような存在でした。

これは冷やかしではなく、要するにそのくらい存在感があったということです。

そういえば、待宵月さんはこのサイトのチャットにときどき遊びにきてくれることもありましたね。

 

自殺系サイト界のホリエモン藤田晋

自殺志願者の憩いの場の待宵月さんは、ハンディを抱えながらもアクティブにサイトを更新するまじめな管理人さんだったというのが筆者の理解です。

さきにも説明したように、筆者は自殺志願者の憩いの場と待宵月さんのことをライブドアホリエモン堀江貴文)に見立てていました。

その一方で、このサイトと筆者はサイバー・エージェントと藤田晋さんのようなポジションになることを意識していたことがあります。

とはいえ、筆者の場合とくに有名ではありません。

 

メインスペースはTwitterSNS

それにしても、自殺志願者の憩いの場の閉鎖理由のところでもふれたように、いま自殺系サイトは縮小しています。

これには、年々自殺者の数が減少傾向にあることも関係しています。

そしてこれには、検索エンジンに自殺行為と親和性のある単語を入力すると自殺防止機関の情報が表示され、自殺防止に接続されやすくなったことが関係しています。

また、若年層の自殺願望者が交流するメインスペースはTwitterSNSになりました。

そのため、いま若年層の自殺願望のある人たちのコミュニティについて知りたい場合、とくにTwitterハッシュタグをトレースするのが合理的ではないでしょうか。

なお、TwitterSNSとして考えることはできますが、こちらでは伝えたいことを理解されやすいように分けて説明しています。

 

座間9人殺害事件とTwitter

さらにいうと、3年前には座間でTwitterを利用し、自殺願望のある若者を9人も殺害するという最たる事件がありました。

この事件から、帰納法で考えていくと分かることがあります。

どういうことか。

端的にいうとTwitterの場合、違法な水商売のお店にホステスを斡旋する半グレのような、コンピューターやネットコンテンツの仕組みをとくに理解していない人でも容易に利用できるようになっています。

他方、SNSはいまやテキストの作成以外にもやることが増えすぎました。例えばCSSを駆使して斬新なデザインにしたり他のネットコンテンツと連動させたりしながら、ひんぱんに更新しなければ安定したアクセスを獲得しにくくなっています。

というわけで、SNSの場合システムが複雑化した関係で敷居が高くなっています。

けれども、Twitterの場合は使い方がシンプルです。その上Twitterは、非公開に設定しているアカウントもたくさんあります。

したがって、Twitterの特定の不審なアカウントとひんぱんにやりとりしている人が会社や学校に行かなくなったり、失踪したりしていることが何かの拍子に分かった場合は気をつけたほうがいいです。テロリストやカルトがメンバーを勧誘し、養成する苗床になっている可能性もあります。

あと、ハッシュタグについて付記すると、日々流行りのタグが変化したり、隠語が利用されていたりする場合もあることから、その分ステルス性が高くなっているという事情があります。

 

自殺系サイトについて

最後に自殺系サイトについてすこし伝えたいことがあるので話を戻します。

たしかに自殺系サイトの場合も、ネガティブな事件があると注目されることはありました。

そうはいっても、自殺系サイトに出入りしているからといってほとんどの人が自殺するわけではありません。

さらにいうと、抱えている問題を告白することはガス抜きになります。

ひんぱんに自殺系サイトについて俯瞰してみると、しばらく生と死について語り合ったりそうした話をロムしたりしながら、なんとなく生きている筆者のような場合も多いのです。